KYOKHO
伊勢系 晩生 ピンク地で弁元の色が濃く、紅の脈が入る三英垂れ咲き。花径はおよそ13ｃｍ程度。草丈は低く40〜50ｃｍ程度。性質は普通。
冨野耕治氏が１９５８年に作出した品種。画像の花は大きく咲いた花ではないようで、本芸が出ていないが、伊勢系らしい垂れ咲きの美花である。
伊勢花菖蒲はおだやかで美しい品種が殆どで、捨てがたい良さを持っているのだが、草丈が低く花菖蒲園向きの品種が少ない。六英花は無いし、花が垂れて咲くので大きく感じない。など、欠点もあるため今ひとつ普及していないし、また伊勢系専門の育種家も、現在はいないため新花も作出されていない。
