ネリネ ダイヤモンドリリー

 

加茂花菖蒲園のネリネ(ダイヤモンドリリー)
Kamo Japanese iris garden exhibition of Nerine  Full bloom in mid-November
 

園内の温室でのダイヤモンドリリー展示 11月中旬が見ごろ。
2014年 加茂花菖蒲園
ダイヤモンドリリー 展示 2014年11月1日〜11月30日

当園のダイヤモンドリリー フェイスブックサイトより
○ Facebook 2011〜2013 Nerine Photo album

○ Facebook 2011年10月29日 
○ Facebook 2011年10月30日
○ Facebook 2011年11月2日
○ Facebook 2011年11月5日

○ Facebook 2011年11月6日
○ Facebook 2011年11月7日
○ Facebook 2011年11月9日
○ Facebook 2011年11月10日
○ Facebook 2011年11月12日
○ Facebook 2011年11月18日

○ Facebook 2011年11月15日



庄屋屋敷土間にて、クロワシミミズクとダイヤモンドリリー
加茂花菖蒲園のネリネについて

ネリネは南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物で、その名前は、ギリシャ神話の海の女神、ネレイデスにちなんでいます。陽の光を受けると、花弁がきらきらと輝くことから、ダイヤモンドリリーとも呼ばれています。

ヒガンバナと似ており、よく間違われますが、属が異なり、ヒガンバナはリコリス属に属しアジア東部が原産ですが、ネリネはネリネ属でアフリカ南部が原産です。晩秋に開花し、同時に葉を出して冬中葉が繁り、初夏の頃に葉が枯れ、夏は休眠します。

英国で1900年の初め頃から改良がはじまり、なかでも、イギリスの歴史上にも名高いロスチャイルド銀行のオーナー、ライオネル・ロスチャイルドらの手によって、原種からは予想もしなかった美しさにまで引き上げられました。

当園では、1985年に英国のC.A NORRIS氏が経営するNERINE NURSERIESから一従業員が個人的に仕入れたものを86年に加茂花菖蒲園に導入し、86年頃花菖蒲の師であった故平尾秀一先生から球根を譲り受け、89年頃に当時入会していたリコリス・ネリネ品種保存会からも導入し、独自に改良を続けてきました。
タネを蒔いてから開花まで約5年かかり、改良といってもなかなか時間がかかるので、気に入った花同士を交配して、その種子を蒔き、開花したら良い花のみを選びまた交配するという程度のことを毎年続けていますが、例えば園芸店で販売されている系統より格段に上質な花が、年々増えつつあります。

当園のネリネは、ネリネ・サルニエンシスNerine sarniensis 系の品種が殆どで、一輪の花の直径は6cm前後で、およそ12輪前後の花が集まり、その直径は平均して11cm前後くらいですが、一部の大きなものは15cm以上に達します。ピンク系でフリルのある「フェアリーライト」、「ピンクフェアリー」、「ソレント・スワン」、「ミス・エヴァ ・ゴッドマン」、「シルバーライツ」、白の「スノーメイデン」、「ベスタル」などを中心に実生してきましたが、最近はちょっとヒガンバナ科とは思えないような優美な花が咲くようになりました。
ネリネは球根の増殖がかなり悪く、それが名称付きの優良品種が一般に出回らない理由です。当園でも個々の個体に名称は付けず、優良な遺伝子を残し育成する方針で考えています。


 

花色は赤、オレンジ、サーモン、濃ピンク、淡ピンク、白 そしてくすんだ感じの紫。単一の花色の花ばかりでなく、
これらの色が微妙に混ざり合い、非常に多様で、優美です。写真の花は2012年に初めて咲き出した花で、ビンク
の濃淡のグラデーション。花弁の纏まりとフリル。突出したしべの端正さなど、欠点の無い花です。当園ではこの
ような花型、花色を理想とし、育成に取り組んでいます。



日を受けて、角度によって、花弁がラメのように輝くのがネリネの特徴です。ここから「ダイヤモンドリリー」
の名があります。実物はもっとキラキラと輝きますが、写真に撮るとなぜか輝きが失われます。




花弁をマクロ撮影して拡大したようす。ネリネの輝きは、花弁の細胞が光を反射して輝いているようです。



一つの花のまとまりは、およそ10〜13cm前後です。一茎に咲く花数が多く、くす玉状にまとまることが、
ネリネ改良の発祥地であるイギリスでは優良花とされてきました。当園でもこの方向に沿って、育種を
進めています。この花は純白のフリル花ですが、この純白フリルの系統は他の花が咲き終わる頃に咲き
出してきます。


ネリネには紫を発色する細胞を作る遺伝子を持ち、微妙な花色も現れます。

八重


八重

ソレントスワンを親に使うと、弁元に薄紅を帯び、フリルのある花弁の上品な花が出る。株や花は比較的小柄。

ソレントスワンの後代

ソレントスワンの後代

ソレントスワン

フリルの多い白花、晩咲きで11月末頃から咲き出します。

大輪広弁フリル咲きの秀花。やはり晩咲き

フォザギリーメジャー

コルスカメジャーの後代

アンジェラ・ライムリック

アンジェラ・ライムリックの後代

昔からの有名花 コルスカメジャー

ミス エヴァ ゴッドマン × シルバーライツ

桜獅子

シルバーライツの実生

シルバーライツ

ミス エヴァ ゴッドマンの後代

ミス エヴァ ゴッドマン

バクダット  N.フレクスオサとの交配

マンセリー  N.フレクスオサとの交配

純白 白花系はとても上品です。

微妙にアイボリーを帯びた白花

白花の名花 ベスタル


広弁でウエーブしないタイプ

広弁花



大きめの花でこれくらいの大きさです。この花の横の直径は
15cmありました。












すっきりとした花弁のタイプは当園では少数派です。








 

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